総社市清音のきよね夢テラスで活動している「緑と健康クラブ」のメンバーが、7月豪雨災害で被災した総社市下原地区を訪ね、防災について学びました。
緑と健康クラブでは、田植えやカヌー体験など1年を通じて自然に親しむ活動をしています。この日は、今年度の活動の集大成として、自然の怖さについて学ぼうと、小学生とその保護者ら45人が被災地・下原地区を訪れました。
参加した人たちは、下原地区の自主防災組織のメンバーに案内されながら、地区が一望できる伊予部山に登り、山頂で被災当時の状況について話を聞きました。
このあと参加者たちは、下原地区の自主防災組織の活動について説明を受けました。下原自主防災組織 副本部長の川田 一馬さんは、「地域全体で何度も避難訓練を重ねてきたことで、7月の豪雨災害では迅速な避難活動ができ、1人も犠牲者が出なかった」と話し、「自然災害はいつ起こるか分からないので、日ごろから意識しておくことが大切です」と訴えました。