西日本豪雨の被災地総社市下倉の草田地区で、地域の人たちが力を合わせて「復幸長巻寿司」づくりに挑戦しました。
この催しは総社市の昭和地域を盛り上げようと、定期的にイベントを開催している「昭和夢番地」が企画したものです。
昭和地域にある草田地区は去年7月の西日本豪雨で50軒ほどの家屋が床上浸水の被害を受け、10軒ほどが全壊しました。
住民が減り続けているという草田地区の復興を願い、訪れた人たちは力を合わせて巻き寿司を作りました。完成した100本の巻き寿司は草田地区の37世帯に配られたほか、イベント会場を訪れた人に振舞われました。
会場では地元の中学生による吹奏楽演奏が行われたほか、昭和地域で獲れたイノシシ肉を使ったカレーなども販売され、多くの人で賑わいました。