玉野市八浜町大崎で生産されている乾燥椎茸が、農林水産省から食品加工・流通販売にも業務展開する6次産業化認定を受けました。
6次産業化認定を受けたのは、太陽光発電事業などを展開する地元企業ネクストイノベーション株式会社が製造・販売している「マルハチ旨味椎茸」です。
農林水産省中国四国農政局経営・事業支援部の田村仁部長からネクストイノベーションの大塚美由紀代表へ認定証が授与されました。
ネクストイノベーションでは、太陽光発電所建設のために山林から伐採した丸太をホダ木にし、運用中の太陽光パネルの下にあるスペースを活用して椎茸の原木栽培を行っています。
「マルハチ旨味椎茸」は新しい乾燥法により10分程度で戻すことができるのが特徴で、今後、地域ブランド化を目指します。
農林水産省の認定は6次産業化・地産地消法に基づいて行われています。
岡山県の6次産業化認定はこれまでに82件で、玉野市では2例目となります。