豪雨災害から1年復興へ向けて家の建て替えやリフォーム工事が進められている倉敷市真備町川辺では、今年も、大賀ハスが可憐なピンク色の花を咲かせました。
「大賀ハス」とは、 岡山市出身の植物学者故(こ) 大賀一郎博士が 弥生時代の泥炭層(でいたんそう)から発見したハスの実から開花させた古代種のハスです。倉敷市真備町川辺の加藤満宏さんの畑では、18年前に株分けしてもらった「大賀ハス」を特製の大きな鉢で栽培しています。西日本豪雨により大賀ハス」も水に浸かりましたが去年の7月24日には例年通り花を咲かせていました。豪雨災害から1年がたった今年も、葉が青々と茂り7月10日の朝から開花が始まりました。古代のロマンを秘めた淡いピンク色の大賀ハスの花は復興への明るい兆しをもたらしてくれているようです。
豪雨災害から1年・被災地真備町古代種「大賀ハス」開花
【取材日】2019年7月12日(金)
【場所】加藤満宏さんの畑
【住所】倉敷市真備町川辺