倉敷市が企画する「親子農業体験ツアー」が開かれ、市内の親子が真備町でブドウの収穫体験をしました。
種なしブドウ・ピオーネの収穫真っ最中の二万地区のブドウ畑を訪れたのは、市内の親子およそ30人です。
このイベントは倉敷市が、真備町特産のピオーネに親しんでもらおうと、JA岡山西真備西支店などと協同で開きました。
参加者はJAの職員から、袋掛けや草取りなどピオーネ作りの工程や大変さについて学んだあと、一人一房ずつ、丁寧に収穫していきました。
とれたてのピオーネの味は格別だったようです。
真備町は県内に先駆けて1980年代の初め頃から種なしのピオーネ栽培を始めた、県内でも有数のブドウの産地です。
西日本豪雨災害でハウスが倒壊するなどした影響で、去年の出荷量はおよそ160トンと例年より40トン程度落ち込んだということです。
JA岡山西真備西支店によると、今年の出荷量も通常の8割ほどに留まる可能性があるということです。
真備町産のピオーネの出荷は路地物が出回る9月末まで続く見込みです。