倉敷市内の病院の先生やその家族の美術作品を集めた作品展が倉敷市立美術館で行われています。
倉敷市連合医師会に所属する倉敷市内の病院や医院の先生とその家族の作品展です。
会場には41人による様々なジャンルの美術作品78点が並びます。
この作品展は美術を楽しむ医師同士がそれぞれの作品を発表する場としておよそ30年前から年1回開いています。
児島の味野医院会長の吉村勲さんは100号の油絵を出展しました。
作品は精神科医として診療する中で心の底から湧き出た感情をキャンバスに表現しています。
また吉村さんの孫の吉村真瑚さんと桃瑚さんの作品も展示され好きなものをテーマに描いた可愛らしい家族の作品も並んでいます。
児島のなんば小児科医院の難波弘志さんは岡山市の後楽園で撮影した写真を出展しました。
プロジェクションマッピングや幻想庭園など夜の美しい光を1枚におさめています。
また会場には絵画作品だけでなく手芸や陶芸などの工芸も並びます。
水島協同病院の石部洋一さんはワイヤーアートで倉敷医師会の3人の医師をモチーフにした作品を出しました。
どれも顔の特徴を捉えた作品に仕上げています。
倉敷市連合医師会の美術展は今月6日まで倉敷市立美術館で行われています。