玉島警察署は、小型無人機・ドローンを活用した、災害救助訓練を行いました。
倉敷市内の警察署では初の試みです。
訓練は、豪雨によって浸水した場所で、救助を待つ人がいるという想定で実施されました。
ドローンは被害状況の確認をはじめ、あらかじめ録音した音声で要救助者に呼びかけを行いました。
玉島警察署は今年8月、倉敷市や総社市の4つの警察署とともに、災害時にドローンを活用するための協定をドローンの教習事業などを展開する、真備町の日本交通教育サービスと結んでいます。
協定後、初となるこの日の訓練では、日本交通教育サービスのインストラクターが操作するドローンのカメラで要救助者がいる場所の状況を確認したり、要救助者の生存を確認するため、サーモグラフィーによる解析が行われました。
訓練に参加した玉島警察署の署員13人は、ドローンで得た情報を頼りにボートで救助にあたり、災害時の連携を深めていました。
玉島警察署は来年の春にも、ドローンを活用した災害救助訓練を実施することにしています。