倉敷市立真備中学校の美術部が井原線の橋脚に壁画を描く取り組み。
今年も夏休みに1ヵ月半かけて作品を完成させました。
西日本豪雨災害から5年、まちのさらなる復興を願った作品です。
井原線の橋脚には倉敷市の真備中学校美術部の部員が描いた縦3メートル横1.5メートルの壁画が完成しました。
今年のテーマは「復興」です。
11本の鯉のぼりが大空を泳いでいます。
中国の古くからの言い伝えによるとこいのぼりは、「人生で遭遇する難関を鯉のように突破して立身出世してほしい」という願いが込められています。
生徒たちは、人生の難関を5年前の西日本豪雨災害と捉え、それを突破する決意、そして、真備町のさらなる復興を願って描きました。
完成式には真備中学校美術部の部員や倉敷真備ライオンズクラブのメンバー、井原鉄道井原駅の鳥越肇駅長などが参加しました。
式では鳥越駅長から美術部の中西雛詩部長へ記念品が贈られました。
この取り組みは倉敷真備ライオンズクラブが絵の具の提供や足場の設置などを支援していて、作品の数は今年で20点となりました。




