県内5つの消防本部に勤務する救命士と救急隊員の研修会が玉野市消防本部で行われました。
研修会には玉野、岡山、東備、赤磐、瀬戸内の5つの消防本部が合同で実施しました。
この研修会では救急隊に必要な知識や技術、現場での判断能力を養うために座学や訓練を行います。
実際の救急現場を想定した訓練では、3人1組で傷病者の状況確認から心肺蘇生法、気道の確保などを行い正確さや速さなどを指導救命士が審査しました。
訓練後には審査員の指導救命士から講評がありました。
この研修会は5つの消防本部からなる岡山県南東部メディカルコントロール協議会が他の消防隊の活動を見て知識や技術を習得してもらおうと平成30年から行っていて、今年で6回目です。
玉野市消防本部管内では今年1月から10月までの間で3054件の救急出動がありました。
これは去年と比べて186件増えていて、玉野市消防本部は今回の研修を今後に生かしていきたい考えです。