瀬戸内国際芸術祭でも作品を展示しているサンドアーティスト集団「SILT」が玉野市の中学校でパフォーマンスを披露しました。
SILTは複数人でのパフォーマンスが特徴のサンドアーティスト集団です。今年の瀬戸内国際芸術祭では玉野市の塩の歴史や神話をもとに製作したソルトアートをピアノの音色とともに展示しました。この日東児中学校を訪れたのはSILT代表の船本恵太さんとピアニストの石田ユキさんです。指や爪を使って砂の濃淡を巧みに操り、ピアノの音色ともに表現される迫力あるパフォーマンスを披露しました。
体験パフォーマンスの最中には生徒がサンドアートの体験をしました。ガラスの板の上に薄く砂を敷き詰めて指で触れ、花や人の横顔を描いていきます。それぞれの個性が表れた作品が出来上がりました。
生徒へのサプライズで行われたのは校歌でのパフォーマンスです。全校生徒と石田さんで校歌を歌い、船本さんが東児中学校の校章と瀬戸内海の風景を描きました。
サンドアーティスト集団SILTはあす(3日)から秋会期が始まる瀬戸内国際芸術祭で宇高航路のフェリー乗り場で作品を展示しています。11月8日にはライブパフォーマンスとワークショップも予定されています。