総社市内の小中学校に通う児童生徒が、図工や美術の授業の時間で制作した作品の展示会が総社市民ギャラリーで開かれました。
総社市民ギャラリーには総社市内の15の小学校から264点、中学校4校から212点の合わせて476点の作品が並びました。
小学生の絵画作品では家族の思い出や想像した世界を描いたものなど、工作作品では紙粘土を使って物語の一部を表現したものなどが展示されています。
また、中学生の作品では濃淡を上手く表現した体育館シューズのデッサンや地球温暖化や詐欺被害防止を呼びかけるポスターなどが並んでいます。
総社市児童生徒図工美術展は、他の人の作品を鑑賞することで、それぞれの作品の良さやおもしろさ、美しさを感じ取り、豊かな情操を養ってもらおうと開かれていて、今回で35回目です。
展示を担当した市内の小学校教諭によると「普段見る機会のない他校の人の作品を見て、今後の授業で参考にしてほしい」と話していました。
展示会はきょう(20日)午後3時まで開かれ、延べ897人が訪れたということです。