総社市の国民宿舎サンロード吉備路で、新年度から運営を担う事業者が決まりました。
きょう(13日)総社市議会の臨時会が開かれ、2024年4月1日から運営を担う事業者に、矢掛町のシャンテと岡山市の下電観光バスによる共同企業体を指定する議案が提案され、全会一致で可決されました。
サンロード吉備路の指定管理者は、開業した2003年度の運営委託を含めて、休暇村サービスと休暇村協会が担ってきました。
2024年度で指定管理者の更新を迎えるため、総社市は去年8月から新たな事業者を公募していましたが、1回目、2回目ともに応募がなく、営業が途切れる恐れもありました。
そこで、市の条例で決められている宿泊料金と会議室の料金を1割程度引き上げるなど、営業条件を改善。
去年12月に3回目の公募を実施したところ、2つの事業者から応募があり、審査の結果、シャンテと下電観光バスの共同企業体を選びました。
市によると、運営主体は下電観光バスで、岡山県内外でホテル経営などのノウハウがあるシャンテがサポートするということです。
サンロード吉備路では、今月末で売店とベーカリーショップを休業するなどして、管理者の引継ぎ準備を進めています。




