早島町は、過去最大規模となる新年度の一般会計当初予算案を議会に提案しました。総額73億円あまりで、
まちづくりや子育て・教育分野に重点を置きます。
一般会計当初予算案は、きょう(29日)開かれた早島町議会3月定例会に提案され、佐藤博文町長が提案理由を述べました。
総額73億6000万円で、前の年に比べ12億4800万円、率にして20.4%増えています。
町民総合会館「ゆるびの舎」を建設した1998年度の(67億800万円)予算規模を超え、過去最大となりました。
その要因は、JR早島駅のバリアフリー化と周辺整備にかかる事業です。
新年度は12億6400万円を計上しました。
3月に国の交付金認定を受けられれば、JR西日本との協定締結を行い、工事に着手。
2025年度の完成を目指します。
子育て・教育環境の整備では、町長の公約事業を盛り込みました。
前の年は国の交付金で実施した小中学校と幼稚園の給食無償化を、新年度も継続します。
その予算1億100万円のうち、約9割を町の一般財源で賄います。
また、早島小学校の体育館改築に向けて、調査費用として100万円を充てました。
このほか、去年10月にオープンした保育所などと併設する民間の児童館への運営委託料1600万円を計上したほか、留守家庭児童会、いわゆる放課後児童クラブの定員増加に合わせて経費を上乗せしました。
また、議会中継を充実させるため、カメラやマイクなどのシステムを改修する経費に2500万円を予算化しています。
早島町の新年度当初予算案は、委員会審査などを経て、来(3)月18日に議決されます。




