平安時代の歌人・西行法師について楽しく学ぶイベントが、ゆかりの地である玉野市の渋川海岸で開かれました。
平安時代末期に渋川海岸を訪れ、歌を詠んだとされる西行法師(1118~1190)。
その歴史を楽しく学びながら、海辺の魅力を感じてもらうイベント「西行まつり」です。
メインはクイズラリー。
4つのチェックポイントで、西行や渋川にちなんだ問題が出されます。
チェックポイントにあるヒントを頼りに答えを導きます。
すべて正解した先着250人には、西行まつりの名物として5年ぶりに復活した、温かいうどんをプレゼント。
海岸の砂浜に用意されたこたつに入って、西行が見た景色を思い浮かべながら味わいました。
会場ではワークショップも開かれました。
折り紙で西行法師をつくるコーナーでは、ひなまつりに合わせて男雛と女雛の人形も一緒に作りました。
平安時代から続く貝合わせ遊びでは、貝殻の内側に描かれた絵や文字を見ながら、西行や渋川に関して楽しく学びました。
このほか「西行まつり」に合わせて、一般から募集した西行短歌賞の表彰式も行われました。
今年は371人から応募があり、最優秀賞には、東京都の奈路侃さんの短歌が選ばれ、表彰されました。




