早春の倉敷を舞台にしたウォーキングイベント「瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」が開かれました。
1987年から行われている西日本最大級のウォーキング大会。
今年は長距離の40kmコースが復活し、人数制限もなくなりました。
初日は4つのコースが設けられ、岡山県内外から3500人以上が参加しました。
スタートの倉敷市役所を出てから、エリアの名所を巡りながら制限時間内でのゴールを目指します。
このうち10kmコースは、盛綱橋や経ヶ島といった源平合戦ゆかりの地を巡ります。
折り返し地点の藤戸寺は休憩ポイントです。
参加者はお参りするなどして平安末期の歴史に触れていました。
20kmコースは、藤戸寺からさらに足を伸ばして、熊野神社へ向かいます。
地元・郷内中学校の生徒が出迎え、温かい豚汁が振舞われました。
心通うおもてなしに、参加者もほっと一息です。
帰りは、倉敷川沿いを歩き、今見ごろを迎えているカワヅザクラを堪能します。
参加者は思わずカメラを取り出して、記念写真を撮っていました。
瀬戸内倉敷ツーデーマーチは、あす10日も開かれます。
真備町を巡る30kmコース、倉敷みなと大橋を渡って円通寺に向かう20kmコースなど、4つのコースです。
当日参加も受け付けています。




