岡山県を代表する民謡「下津井節」に合わせて踊りながら、下津井の町を練り歩くイベントが今年10月に初めて開催されます。
開催に向け、イベントの参加者が踊りの練習を行いました。
かつて北前船で下津井に寄港した船頭よって伝えられた下津井節。
この下津井節に合わせて躍るのが「正調下津井節」です。
観光客をもてなす座敷踊りとして、約80年、下津井地区で受け継がれてきました。
この「正調下津井節」を使ったイベント「下津井宵灯り」が今年10月に初めて開催されます。
イベントでは、行燈や提灯でライトアップした下津井の町並み保存地区約100メートルを「正調下津井節」を踊りながら練り歩きます。
イベントの開催に向け、先月30日、踊りの練習会が行われました。
「正調下津井節」を踊り継いできた「さざなみ会」の角田民幸さんが指導にあたり、イベントに参加する地域住民に踊りを伝授しました。
このイベントを企画したのは民謡講師の津本ゆかりさん。
2010年に開催された第25回下津井節全国大会の優勝者です。
踊りには、児島の子どもたち5人も参加しイベントを盛り上げます。
今後は定期的に練習会を開催しながら、10月5日の本番に向けて準備を進めていきます。