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総社で約2年間過ごす  ウクライナ避難民が総社から転出

おととし8月にウクライナから総社市に避難してきたチジェンコ・アロナさんが結婚などを理由に、約2年間過ごした総社市から徳島県に転出することが決まり、市長に報告しました。

総社市の片岡聡一市長に迎えられたのは、ウクライナからの避難民=チジェンコ・アロナさんと結婚相手の矢野亮さんです。
アロナさんはおととし5月にウクライナの首都キーウから日本に避難し、その年の8月、避難民受け入れを表明していた総社市に転入しました。
それから総社市から提供された総社市美袋の市営住宅で暮らしながら、去年9月までの約1年間市の臨時職員として働いてきました。
市内の小中学校でウクライナでの戦争体験や平和の思いを子どもたちに伝える講演会や、アートに携わる仕事をしていた経験をいかし一日学校美術館をプロデュースするなどして活躍してきました。

去年の5月、旅行で岡山県に訪れていた徳島県在住の矢野さんと出会ったアロナさんは今月23日に入籍。
6月からは徳島県でウクライナの文化や伝統・アートを発信する文化センターをつくるプロジェクトを始める予定ということを市長に報告するとともに感謝の言葉を述べました。

片岡市長は「絵画のディスプレイの仕事や戦争の恐ろしさを伝える講演会を開いてくれたことに感謝しています」とお礼の言葉と花束を手渡しました。
総社市の避難民受け入れは今も続いていて、今後も続けていく方針ということです。

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  • 放送日:2024/05/31(金)
  • 担当者:岩本 在斗
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