県内の医学や医療福祉学の研究活動支援を行う、公益財団法人川崎医学・医療福祉学振興会が今年度(令和6年)の助成金贈呈式を行いました。
2003年(平成15年)に設立された川崎医学・医療福祉学振興会は医学や医療福祉学の向上と人材育成を目的として、毎年県内の医療従事者や学生などに助成金を贈っています。
振興会の椿原 彰夫理事長から、受賞者を代表して川崎医科大学・臼居 優 助教と川崎医療福祉大学・松生 香里 准教授へ承認書と助成金が贈られました。
今年度は「魚類の心臓における酸素供給システムの解明」など教育研究事業に18件、「認知症サポーター養成講座・交流会」といった地域連携・交流事業など5件の合わせて23件が支援の対象となりました。
このうち、川崎医療福祉大学総合医療センターの看護副師長河原 今日子さんは、看護師向けの院内研修の質向上などを目的としたデータ分析が評価されました。
川崎医学・医療福祉学振興会では今年度までの22回で合わせて372件、総額約9800万円を助成しています。




