かつて「ツツジ」の名所であった倉敷市中庄で小学生を対象にしたツツジの絵画コンクールの作品が展示されています。
会場の倉敷北公民館には中庄小学校の3年生から6年生までの152人がツツジをテーマに描いた絵画が展示されています。
昭和初期、現在の中庄小学校の南に位置する山にはツツジの花が生い茂り「ツツジ山」と呼ばれていました。
時代の流れと共に次第に減っていきましたがかつての風景を取り戻そうと中庄地内でツツジの植樹などに取り組む「ツツジ山再生プロジェクト」がこのコンテストを企画して今年、初めて開催されました。
審査の結果最優秀賞に選ばれたのは4年生の乙倉彩夏さんの作品です。
小学校の敷地内にある「ふれあいの森」に植えられたツツジを描いたもので色合いや枝のバランスの良さが評価されました。
この他にも、本来は「ツツジ」がない風景に「ツツジ」を登場させたものやメッセージを込めたものなど様々な姿・形の「ツツジ」を楽しむことができます。
小学生の「ツツジ」作品を展示する「第1回 ツツジ絵画展」は来月15日まで倉敷北公民館で開かれています。