倉敷市内で絵画を学ぶ「萠の会」のメンバーが日本画の作品を一堂に展示する作品展を倉敷市立美術館で開いています。
倉敷市立美術館のギャラリーには倉敷市出身の講師の玉置里美さんのもとで絵画を学ぶ「萠の会」のメンバー9人が手がけた日本画の作品約40点が並んでいます。
岩絵具と呼ばれる粉状の絵具を水に溶かして描いたものです。
こちらは、毎年秋ごろ庭の木に実る赤い実を求めてやってくる小鳥が今年も来るようにという思いが込められた作品です。
このほか、倉敷市出身の髙原進子さんは倉敷市の花「藤」の作品や、倉敷川にたたずむ倉敷市の鳥「かわせみ」を描いた作品など地元倉敷にまつわる絵を展示しています。
「萠の会日本画作品展」は2年に1回、メンバーの作品を一堂に展示していましたが、第10回となる今年を節目として作品展の開催を終了します。
メンバーは例年1人3枚ずつ展示していましたが、今年はメンバーそれぞれの傑作を追加して、4枚ずつ作品を出しました。
「萠の会日本画作品展」は27日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




