倉敷市真備町を拠点に活動する「倉敷ホタル愛好会」がまきび公園でホタルの幼虫を放流しました。
まきび公園には、倉敷ホタル愛好会のメンバーや地元の小学生などおよそ50人が集まりました。
今回放流するのは、2センチから2.5センチに育った幼虫約300匹です。
今年6月に産卵し、孵化させたものを会員たちが真備町市場にある飼育場で育ててきました。
会員たちは、まきび公園内の小川で水の流れがあまり速くないところを探し、ホタルの幼虫をケースから土ごと流し入れていきます。
そして、子どもたちもホタルのエサとなる巻貝・カワニナを放流し、幼虫が育ちやすい環境づくりを手伝いました。倉敷ホタル愛好会は、20年ほど前から真備町内で幼虫の飼育や放流を続けていて、現在は50代から70代までの10人が所属しています。
まきび公園では6年前から幼虫を放流しています。
放流されたホタルは、来年6月上旬に成虫となり光る様子を観察できそうです。