倉敷市の天城小学校区では地域住民によるおかざりづくりが行われました。
もうすぐお正月。
天城小学校では正月に年神様を迎え入れるため玄関の軒先やドア前に飾るおかざりづくりが行われました。
リース型、えび型、めがね型の3種類の形から作りたいおかざりを一つ選び、地元の農家が提供した稲わらを使って作ります。
特に人気だったのは、比較的作りやすく初心者向けというリース型です。
初めてで苦戦している人には長年おかざりづくりをしている地域のベテランが作り方を教えます。
天城小学校区では30年ほど前から住民が集まっておかざりづくりをしています。
子どもたちが日本の伝統文化を学ぶとともに、地域コミュニティの場にもなっています。
しめ縄を編み終えたら、好きな飾りを付けて完成です。
おかざりづくりにあわせて、餅つきも行われました。
地元の大学生や高校生などが餅をついたり、丸めたりと老若男女一緒になって日本の伝統文化を楽しんでいました。
つきたての餅は砂糖醤油につけて食べたりぜんざいにして振舞われ、参加者は師走のひと時に温もりを感じていました。




