倉敷市玉島長尾にある中国職業能力開発大学校で学生たちが1年間で取り組んだ研究・開発の成果を発表するポリテックビジョンがあす(22日)まで開かれています。
ポリテックビジョンは「ものづくり人材育成」施設として機械や電気、電子情報分野の専門知識や技術を学ぶ中国職業能力開発大学校の学生が、日々の学習の成果を発表することでものづくりの教育現場を広く知ってもらおうと毎年行われています。
初日のきょうは金属などを切ったり削ったりする切削加工の技術を用いて灯籠を製作したグループや、スティックで操作して遊ぶ電動イライラ棒を開発したグループなど専門課程、応用課程あわせて9つのグループが研究の成果を発表しました。
また、あすは体育館で学生たちが開発した機械の作品展示が行われます。
こちらのグループは規格がある鋼板の寸法を手作業で測る工程を省こうと自動測定機を開発しました。
会場には他にも、手術などで用いられる医療用ストローの加工装置やパスタなどの製麺工場で手作業で行われる麺を取り出す作業を自動で行うロボットなど今後の活躍が期待できそうな機械が並んでいます。
あすはホッケーロボット競技会や学外活動紹介なども行われる予定ということです。




