先週末(18・19日)に倉敷市児島の塩生神社で天狗が子どもたちを追いかけ笹で叩く「べちゃ祭り」が開かれました。
子どもたちを追いかけているのは天狗のお面をつけた神の化身「べちゃ」です。
べちゃは笹で子どもたちを叩き悪霊を追い払います。
叩かれると1年間病気も怪我もしないと言われています。
べちゃ祭りは塩生神社の秋季大祭の愛称で、400年以上前の永禄元年に始まったとされています。
今年のべちゃ祭りでは、塩生地区の住宅街や保育園や小学校などをべちゃが歩き回り、子どもを見つけては追いかけました。
べちゃ祭りは南、上下、奥田渕の3つの地元青年団によって運営されています。
子どものときにべちゃに追いかけられ怖い思いをした団員もいますが、地元の祭りを盛り上げたいという思いで参加しています。
その他にも子ども神輿や千歳楽が地域を巡り祭りを盛り上げました。