梅雨を前に倉敷市の職員や児島消防署の署員などが合同で土砂災害の危険性がある山の斜面などを点検しました。
災害危険箇所の点検には児島支所の職員と児島消防署、児島警察署の署員6人が参加しました。
倉敷市内には災害が起こると建物や住民に大きな被害がでる可能性のある土砂災害特別警戒区域が452箇所あり、児島地区には165箇所あります。
この日は、平成30年の西日本豪雨の時に土砂災害が起こった児島塩生の高島地区の現場を点検しました。
職員たちは、山の斜面に新たな崩落が起きていないか倒木がないかなどを目視で確認しました。
この点検は、出水期を前に地区の安全性を確かめるとともに行政、消防、警察の連携強化を図る目的で毎年この時期に行われています。
今日の点検では、異常はなかったということです。
倉敷市には、決壊すると住宅などに被害を及ぼすおそれのあるため池が525箇所あります。
市は、6月中旬までに随時ため池の点検も行っていくということです。