写真と水墨画の愛好家グループにそれぞれ所属する兄妹による2人展が総社市民ギャラリーで開かれています。
作品展を開いたのは、倉敷市在住の大岩進さんと総社市在住の笠原登志子さん兄妹です。
兄の進さんは、倉敷市内を中心に活動する写真愛好家グループ「フォト悠遊」に、妹の登志子さんは総社市を拠点とする水墨画グループ「江陽会」に所属しています。
会場には、それぞれが撮影・制作してきた作品合わせて54点が並びました。
進さんは、季節の風景や躍動感のある祭りなどを切り取った写真を出品しました。
これまで撮りためた作品から、先月6年ぶりの春開催となった藤娘と瀬戸の花嫁の川舟流しなど、つい最近のものも並びます。
登志子さんは、墨の濃淡と顔彩の柔らかな色合いで表現した水墨画を展示。
最近は写真を参考にして描くことが多く、こちらの酒津公園の桜の作品は、兄・進さんが撮った写真を見て水墨画に落とし込みました。
この作品展は、いつか兄妹で展示をしたいと思っていた妹の登志子さんの呼びかけで初めて開かれました。
写真と水墨画の二人展は5月25日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。