図書館とカフェが合体した新たな施設が先月倉敷市にオープンしました。
倉敷東小学校近くの路地に先月オープンした図書館カフェ「ひとひ」です。
古い住居を改装して作られたこのお店。
店名には、一日のどこかで訪れてほしいという思いが込められています。
店内はアンティークなどで装飾されていて、古民家の雰囲気を感じる落ち着いた空間です。
蔵書は約1000冊で、絵本や小説など様々なジャンルがそろいました。
カフェメニューには、コーヒーやチーズケーキなどが用意されていて、本とともにゆったりとした時間を過ごすことができます。
この図書館カフェの館長を務めるのは澤江亜玖里さん。
大学時代に建築を学び、去年まで4年間倉敷市の地域おこし協力隊として町家保存などに携わってきました。
お店の大きな特徴が本棚オーナーというシステムです。
月額1500円から本棚をレンタルできる制度で、自分の持っている好きな本やチラシなどを並べ読んだ人から感想を記入してもらうことができます。
お客さん同士のさりげない交流を生めることや様々な価値観に触れてほしいという思いからこのシステムを導入したということです。
図書館カフェ「ひとひ」は、現在不定休で営業していて、営業日はお店のインスタグラムか店の前に設置されたカレンダーで確認することができます。