企業が抱える人手不足の問題について解決策を探る相談会が、倉敷市の金融機関で開かれました。
会場の水島信用金庫本店に、人手不足で悩む倉敷市内の61社が訪れました。その多くが建設業を営んでいます。
無料で相談を受ける15のブースは常に埋まっていました。
労働局によると、岡山県内の直近5月の新規求人数は1万4768人で、前の月から1.5%増加。業種別で見ると、建設業が前の月から10.9%増えています。
水島信用金庫では、人手不足の課題が多様化していることに目を付け、この相談会を初めて企画しました。
相談を受けるのは、人材派遣や採用支援、経営相談などを手がける9つの企業団体です。
相談に訪れた会社の担当者は、人手不足の解決に向けたヒントを得たようです。
水島信用金庫では、新たな企業課題にも対応した相談会を今後も開催していきたいとしています。




