平和の大切さについて考えてもらおうと広島に投下された原爆について学ぶ展示会が倉敷公民館で開かれています。
原爆展は広島に原爆が投下されて80年になるのにあわせて倉敷被爆者会が初めて開いたものです。会場にはパネルや写真、資料など
約100点が展示されています。
原爆で身寄りをなくし雪を食べている子どもたちの写真や、原爆が投下された直後の広島の街の様子を写した貴重な写真などが並び、訪れた人たちは真剣なまなざしで見つめていました。
会場の一角にはおよそ3メートルある実物大の原爆の模型が展示され子どもたちはその大きさに驚いていました。
また2024年10月にノーベル平和賞を受賞した日本被団協(ひだんきょう)の活動を紹介するパネルも展示され、これまでの活の様子を伺うことができます。
被爆者会のメンバーは資料の説明をしたり体験談を語るなど来場者に原爆の恐ろしさを伝えていました。
原爆展は8月3日(日)まで倉敷公民館で開かれています。




