大雨や台風などに備え土のうの作り方を学ぶ体験会が倉敷市で開かれ多くの市民が参加しました。
土のう作製体験会には倉敷市に住む20世帯約40人が参加しました。はじめに倉敷市の地域防災推進課の職員が手本を見せ、土を専用の袋に半分程度入れることや土が外に漏れないよう袋の口のまわりを固く結ぶことなどを説明しました。このあと参加者はスコップを使って土のう袋に土を入れ実際に土のうを作っていきました。去年8月、台風10号が発生したとき倉敷市は1万500袋の土のうを配布しましたが、地域によっては数が足りなかったところもあったそうです。土のうは緊急時に用意するのではなく非常備蓄品と同様に日ごろから準備しておくことが重要で倉敷市では定期的に土のう作製体験会を開いています。この日は一世帯10個土のうを作り完成した土のうは車にのせ家に持ち帰りました。
この日はダンボールベッドや携帯用トイレなどの非常備蓄品の展示も行われ、参加者は災害に備え日ごろから準備することの重要性を感じていました。土のう作製体験会は12日(火)にも行われます。