華道家元池坊玉野中央支部による生け花展が、玉野市の中央公民館で開かれました。
会場には、池坊玉野中央支部に所属する10代から90代までの42人が手掛けた作品が展示されました。
2年に1度開かれる展示会の今回のテーマは、「花一輪 爽やかにゆれて」。
涼しげな色合いの作品や、リンドウやワレモコウなど秋の植物を取り入れたものが並びました。
草木の自然な姿を現す生花や、生け方や器など伝統的な形式にとらわれない自由花など、それぞれのスタイルで表現しています。
華道歴およそ50年の西田 和子さんは、庭に植えているモミジを使った生け花を出品しました。
存在感のあるモミジの曲がった枝に、小さなニチニチソウがアクセントになっています。
こちらは、玉野商工高校 華道部の3年生2人の作品です。
アンスリウムやバラなど同じ植物を使って生け、対になるように展示されています。
そのほかにも、実りの秋など季節を感じる作品が揃いました。




