玉野市の郷土芸能・「波知の獅子舞」を多くの人に知ってもらおうとたまののミュージアムで「波知獅子舞展」が開かれています。
「波知の獅子舞」は玉野市八浜波知地区で毎年10月に開かれている秋祭りで五穀豊穣や子孫繁栄などを願う舞を奉納するものです。
江戸時代中期から受け継がれている郷土芸能で、玉野市の無形民俗文化財に指定されています。
たまののミュージアムで開かれている「波知獅子舞展」は、郷土芸能である波知の獅子舞の保存や継承に取り組む波知獅子舞保存会が、今年で設立55周年を迎えたことを記念して開かれました。
波知の獅子舞は少子高齢化や新型コロナウイルスなどの影響で後継者不足が課題となっています。
この郷土芸能の魅力を多くの人に知ってもらおうと会場には歴史や舞について紹介するパネル展示や祭りで使用されている道具が展示されています。
会場を清めるための「剣の舞」や地域の安全と幸せを願う「福禄寿の舞」など祭り当日に披露される7演目が写真で紹介されているほか、獅子頭や天狗面などの被り物や笛や太鼓といった小道具が 展示されています。
そのほか保存会のメンバーへのインタビューや練習風景の映像展示などもあり江戸時代中期から受け継がれてきた波知の獅子舞の魅力が伝わる展示となっています。「波知獅子舞展」は来月9日(木)までたまののミュージアムで開かれています。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


