早島町の生涯学習まつりの一環として、町内の子どもたちによる作品展が中央公民館で開かれています。
園児たちのカラフルな手形アートや、中学生がデザインした自転車の鍵の抜き忘れ防止を呼びかけるポスター。
会場には、早島町の幼稚園、小学校、中学校、支援学校に通う子どもたちの作品およそ170点が展示されています。
早島小学校の2年生は、「みんなの秋をあつめたよ!」というテーマの作品を出品しました。
ブドウやサツマイモ、お月見やハロウィーンなど児童ひとりひとりが考える秋を折り紙を切り貼りして表現しています。6年生は、立体アートを制作。
どんな形を作りたいかイメージを膨らませながら布を液体粘土で固め、絵の具で色づけました。
空想の生き物やオムライスなどわくわくする発想で溢れています。
早島支援学校の生徒が出品した作品のタイトルは、「クロード=モネのマネ」。
「睡蓮」などを手掛けた画家・モネの色使いや絵の具を置き重ねる塗り方を真似ながら描きました。
早島町では、さまざまな世代の人が学ぶ楽しさを知るとともに日ごろの学習成果を披露してもらおうと、毎年秋におよそ1ヵ月に渡って作品展や発表会などを行う「はやしま生涯学習まつり」を開いています。
子どもたちの作品展は、この期間の最初の催しとしてスタートしました。
早島町の子どもたちの作品展は、今月19日(日)まで早島町中央公民館で開かれます。
このほか、はやしま生涯学習まつりでは、児島湾岸干拓地の人々の生活と自然をテーマにした写真展が16日からゆるびの舎で、早島ゆかりの人の作品が集う「はやしまアートフェスタ」が19日から関西書芸院で行われます。
また、12日は町内で活動する文化・芸術団体の発表会がゆるびの舎で、来月2日にはワークショップや模擬店を楽しめる「いきいき広場」が中央公民館などで開かれます。
そのほかのイベントは早島町のホームページをご確認ください。