今月14日の「鉄道の日」に合わせて水島臨海鉄道がきょう(26日)鉄道に親しんでもらうイベントを開きました。
普段立ち入ることができない水島臨海鉄道の車両基地がある倉敷貨物ターミナル駅におよそ1200人が訪れました。
会場では鉄道車両の展示や乗車体験をはじめ鉄道にちなんだ様々な展示や体験が用意されました。
働く車の展示コーナーでは様々な専門車両が集まりました。
この車両は線路を走ることができる高所作業車です。
高架の点検や木の伐採などで使われていて実際に動く様子が披露されました。
また子ども達に人気を集めていたのが線路作業で使用するレールカートの乗車体験です。
線路の点検などで利用されていて訪れた人は普段は乗ることができないカートに乗って楽しんでいました。
また会場では水島臨海鉄道をはじめJRや井原鉄道、鳥取県の智頭急行など7社もブースを出しグッズなどを販売しました。
朝から人だかりができていたのが鉄道の部品販売です。
鉄道ファンなどが貴重な品を探し求めていました。
イベントの目玉は水島臨海鉄道がクラウドファンディングで修復した旧国鉄車両のキハ205の特別運行です。
車内は製造された昭和35年当時の部品が残されていて乗車した家族は昔ながらの雰囲気を味わっていました。
さらに今回は貨物の車掌が乗るヨ8000と呼ばれる車両の乗車体験もあわせて行われ大人から子どもまでが鉄道に触れて楽しんでいました。
このイベントは10月14日の鉄道の日にあわせて水島臨海鉄道が鉄道に興味を持ってもらおうと毎年開いています。
その他コンテナを使ったステージも用意されJR貨物の音楽部が演奏を披露し訪れた人は鉄道一色のイベントを楽しんでいました。




