玉野市の小学生が市内のものづくり企業を巡り市を代表する産業・造船の仕組みを学びました。
玉野市内の造船企業を巡るツアーには玉原小学校と大崎小学校の児童39人が参加しました。
この企業見学ツアーは玉野市の造船業がどのようにして成り立っているか知ってもらうとともに市内の企業に関心を持ってもらおうと玉野市が今年初めて開催しました。
ツアーではまず、船のエンジンの部品を製造する企業2社を訪れました。
このうち、ピストンや排気ガスを抑制する部品などを製造する宮原製作所では、現場で働く職員の案内を受けながら部品を作る様子や出来上がった製品を見学しました。
また、作業効率向上のため今年10月に導入されたロボットも見学。
ボルトの加工をこの1台だけで完結することができ人がいない夜間も安定して作業を進めることができます。
子どもたちは、働いている現場の人に質問をしたりして学びを深めていました。
そして、最後に訪れたのは製造された部品を組み上げエンジンを完成させる「三井E&S」です。
子どもたちはバスの中から組みあがったエンジンを見学し玉野市の造船業の流れを学びました。
玉野市では来年以降もこの見学ツアーを開催していく方針です。




