大原芸術財団が行う作家が倉敷に滞在し制作活動をするプロジェクト「ARKO」に参加した小瀬真由子さんの作品展が始まりました。
大原美術館の展示室に、神奈川県出身で東京都を拠点に活動する日本画家・小瀬真由子さんの作品が展示されています。
メインとなるのは、和紙に岩絵の具で描かれた縦およそ2メートル、横およそ5メートルの大作「24号への襲撃」です。
県内各地でリサーチしたものなどをもとに人間と野生動物の境界、人間が持つ猟奇性を表現しました。
中央に描かれたのは、野生動物の脅威を示す巨大なサメ。
笠岡市の津雲貝塚で24番目に発見された世界最古のサメの犠牲者とみられる人骨の資料展示に出会ったことをきっかけに描きました。
制作は、大原美術館の礎を築いた児島虎次郎が拠点とした無為村荘で行われ、滞在中に遭遇したムカデや宿泊地から無為村荘へ向かう道に咲いていたアヤメなども取り入れられています。
大原芸術財団は、無為村荘の活用などを目的に、公募によって選ばれた作家が倉敷に滞在にして制作する事業「アーティスト・イン・レジデンス・クラシキ・オオハラ」を2005年から行っています。
これまでに小瀬さんを含め19人の作家が参加しました。
小瀬さんは、4月10日から今月12日まで無為村荘で制作活動を行い、作品を仕上げました。
小瀬さんの作品展は、9月27日(日)まで大原美術館で開かれています。
9月6日(日)には、小瀬さんによるアーティストトークが行われる予定です。
■ARKO2025-2026滞在制作作品展示 9月27日(日)まで
■アーティスト・トーク9月6日(日)午後2時~3時 大原美術館本館




