18日から全国一斉に所得税の確定申告の受付が始まりました。イオンモール倉敷に設置された倉敷税務署の確定申告相談会場にも大勢の人が申告に訪れました。
所得税の確定申告の対象となるのは、自営業者など個人事業者のほか給与が2千万円を超えるサラリーマンや給与のほかに年間20万円を超える所得がある人などです。今月7日からイオンモール倉敷2階のイオンホールに開設した倉敷税務署の申告相談会場には、連日、700人から800人が申告に訪れています。受付開始初日も1時間から2時間待ちの状況の中、多くの納税者が訪れ、申告を済ませていました。会場では、パソコンを使って行う国税電子申告・納税システムe―Taxで申告できるようになっていて、職員に指導を受けながら申告を終える人も見られました。また、個人事業主などの確定申告のほかに年間10万円を超える医療費がかかった人や住宅ローンを組んだ人などに治めた税金の一部が返される還付申告の受付も行われています。確定申告の受付は、所得税と贈与税が3月15日、消費税と地方消費税が4月1日までとなっています。