総社市から「総社赤米大使」に任命されている歌手の相川七瀬さんが、総社市新本の本庄国司神社の神田で、地元の小学生たちと赤米の稲刈りをしました。
稲刈りには、相川さんと新本小学校の5年生児童17人が参加しました。赤米保存会の指導で、鎌を手にたわわに実った稲を刈り取っていきました。相川さんは、去年6月、赤米のPR活動を行うPR大使に委嘱されました。この日、刈り取った稲は、6月に児童と一緒に植えたものです。
【インタビュー】
児童は
総社赤米大使 相川七瀬さん
赤米は古代米の一種で、本庄国司神社では、赤米を栽培して供える「神饌」が伝わっています。今年は、岡山県南部で害虫のウンカの被害が深刻化していましたが、この神田では、あまり被害がなかったそうで、例年よりも10センチほど背丈が高く上々の出来です。収穫した稲は、天日干しした後に脱穀し、12月15日の霜月祭で供えます。また、この日は、備中国分寺南側の水田でも稲刈りが行われました。赤米栽培が伝わるのは、全国でも総社市を含む3つの地域だけで、この日は、赤米栽培が伝わる長崎県対馬市の比田勝尚喜副市長なども訪れていました。
【インタビュー】
総社市赤米大使相川七瀬さん
国分寺南側で刈り取った稲は、学校給食などに使われる予定です。




