画聖・雪舟ゆかりの寺、総社市井尻野の宝福寺で紅葉シーズンに合わせたライトアップが始まりました。
14日の午後5時半から行われた点灯式により約80基の照明に灯がともると、暗闇の境内に仏殿やモミジなどが浮かびあがりました。画聖・雪舟が涙でネズミを描いたという逸話で知られる宝福寺のライトアップは、5年前から地元の観光関係者などでつくる観光プロジェクト実行委員会が企画して行っているものです。今年は、寒暖の差が激しく、いつになく美しい紅葉を見せています。昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめる宝福寺のライトアップは14日から16日までの3日間午後5時半から9時まで行われます。屋外での観賞は無料ですが、方丈への入場は300円、茶席は500円となっています。なお、宝福寺では、22日から24日まで、秋の方丈特別公開が行われことになっています。