11月9日から15日までの総社市防災週間にあわせ維新小学校で防災訓練が行われました。
防災訓練には、維新小学校区の住民や総社市外国人防災リーダー、消防、警察、自衛隊など協力機関から約300人が参加しました。午前9時半から開始された訓練は、大規模な地震が発生し、総社市でも震度6弱の地震があり、家屋の倒壊や火災などの災害により多くの負傷者が出たという想定で行われました。維新小学校のグラウンドでは、視界の悪い煙の中を避難する煙体験訓練をはじめ水噴霧消火器を使った初期消火訓練、土嚢作りや土のう積み訓練などが参加住民によって行われました。また、300食の豚汁を作る炊き出し訓練も実施されました。さらに、自衛隊、日本レスキュー協会によって倒れた建物内に閉じ込められた人を救助する訓練や、総社消防署、警察、消防団が連携してビルの2階に逃げ遅れた負傷者を救出し、建物火災を想定した放水訓練が本番さながらに行われました。訓練参加者は、関係機関の連携を再確認し防災体制の強化を図りました。