収穫の秋を迎え、水田ではたわわに実った稲穂が頭を垂れる風景が広がっています。赤米の栽培が行われている総社市の備中国分寺前の田んぼ周辺では「赤米フェスタ2016」が開催され、赤米大使の相川七瀬さんらによるコンサートが行われました。
このコンサートは、赤米の栽培や神事が受け継がれている総社市の赤米文化の伝承に役立ちたいと、歌手の相川七瀬さんが今回初めて企画したものです。コンサートには相川七瀬さんの赤米伝承活動に賛同する歌手の加藤登紀子さんや、親交の深い岡本真夜さんも駆け付け、およそ2千人の観客がトップアーティスト達の歌声に聞き入りました。また会場周辺の赤米の田んぼがライトアップされると、今年6月に相川さんと赤米の田植えを行った児童がステージにあがり、相川さん作詞による赤米のイメージソング「ヒカリノミ」を歌いました。相川さんの強い想いで実現した今回のコンサート。相川さんと総社市民の協働による赤米文化の伝承活動は今後さらに発展していきそうです。