倉敷市ゆかりの絵本作家・やべみつのりさんと長男で芸人、漫画家の矢部太郎さんによる初めての親子展が、きょう(17日)から始まりました。
会場にはやべみつのりさんと矢部太郎さんの作品合わせておよそ200点が展示されています。
やべみつのりさんは倉敷市連島で育ち、多くの紙芝居や絵本を出版してきました。
展示されているのはやべみつのりさんと娘の動物園での思い出を描いたデビュー作品「かばさん」や、紙芝居「ほねほねマン」の原画です。
また、矢部太郎さんの漫画「大家さんと僕」や、親子で作り上げた作品も並びました。
紙芝居「うさぎとかめ」はやべみつのりさんが制作を始めましたが、体調を崩したことから矢部太郎さんが引き継ぎ作品を仕上げました。
会場には矢部太郎さんが幼少期に描いた絵や親子で作ったドミノ、かるたなども並びます。
特別展を前にきのう(16日)開かれた内覧会には、関係者や地元の保育園・若竹の園の園児と保護者も招かれひと足先に作品を鑑賞しました。
特別展「やべみつのりと矢部太郎『ぼくのお父さん』のふるさと・倉敷」は、倉敷市立美術館で12月21日(日)まで開催されます。
<当日券>
一般:1200円 高校・大学生:500円 小・中学生:300円