倉敷平成病院で、地域と病院が絆を深める催し「のぞみの会」が開かれました。
このイベントは、脳卒中などの患者や家族、そして地域と職員が交流し、意見交換する場として昭和58年から行われ、今回で51回目を迎えます。午前中は、脳卒中や肺炎に関して医師による講演会などが行われました。昼食にも気を配っていて、海の幸や秋の味覚を詰め込んだ塩分控えめのヘルシー弁当が提供され、およそ1000人の来場者が味わいました。午後からは認知症予防のためのもの忘れチェックや脳のリハビリテーション、介護予防としてのバランスチェックなど、医療や健康について理解を深める体験コーナーが展開されました。また「ギャラリーのぞみ」のコーナーでは、倉敷平成病院と併設の介護施設利用者が手がけた300点を超える作品が並びました。写真、編み物、版画などどれも力作ばかりで、来場者の関心を集めていました。