総社市に、新しい一般廃棄物最終処分場が完成し、落成式が行われました。
総社市下倉に完成した新しい一般廃棄物最終処分場は、ごみ処理施設から排出される焼却灰や一般家庭から排出されるがれき、土砂などの廃棄物を埋め立てる処分場です。現在の最終処分場が稼働開始から35年が経ち、収容能力が限界に近いことから整備されました。総事業費、15億8千万円をかけて平成27年3月から平成29年3月の2年間で完成しました。11万4千立方メートル、およそ15年間分の廃棄物が埋め立て可能です。廃棄物の飛散防止や悪臭防止対策として、1日ごとに廃棄物を埋め立て、土をかぶせるサンドイッチ方式がとられ、安全に作業ができるようになっています。落成式では、片岡聡一総社市長が「新しい最終処分場は、多くの人の協力を得て、完成することがでました」などと挨拶しました。また、埋立処分場にたまった水を安全に処理して河川に放流する浸出水処理場も新たに建設さました。