倉敷市真備町では「環境フェアかわべ」が開かれ、地域住民が自然の大切さなどを学びました。
このイベントは、高梁川周辺の自然環境に興味を持ってもらおうと、川辺地区のまちづくり推進協議会や老人クラブ、川辺分館管理組合などでつくる実行委員会が開いています。3回目の開催となった今年も、川辺橋周辺の清掃を行った後、環境についての知識を深める催しが行われました。会場となった川辺小学校には、高梁川で拾ったごみが展示されたほか、地球温暖化に関するパネルクイズなどが用意されました。こちらは、川辺分館の中西正彦館長が中心となり、用意した移動水族館です。水槽の中には、高梁川で捕れたアユやスッポン、ナマズなどがいて、子どもたちが熱心に見入っていました。また、ステージ発表として岡山民族学会の立石憲利さんのむかし話や玉野市の腹話術グループによる演技が披露されました。そのほか、体育館の外では川辺地区で育てられた大根やネギを使った豚汁や高梁川漁業協同組合によるアユの塩焼きも用意され、訪れた人は楽しみながら、高梁川周辺の環境保全へ理解を深めていました。