豪雨で浸水の被害を受けた真備町有井の(ありい)ミナモト医院が診療を再開しました。
ミナモト医院は主に外科・内科・整形外科を診療するまちのお医者さんです。
豪雨で医院の建物の1階部分は天井まで浸水しました。診察室や待合室、レントゲン室、心電図の機械、患者さんのカルテもすべて水につかってしまいました。
源佑一郎院長(みなもとゆういちろう)と妻の淑子さん(よしこ)の自宅も浸水し、自宅からゴムボートで救助されたそうです。
泥や機械の搬出をしながら、医院の前にプレハブを置き、きょう3日から診療を再開しました。患者さんを診る聴診器も流されてしまったそうです。診療に必要な機材を少しずつ用意しました。午前9時診療の再開を待っていたという開院当初から通っている患者さんがさっそく診察を受けていました。
ミナモト医院では当面日曜祝日・木曜の午後を除いて午前9時から12時まで診療します。1ケ月後には医院の隣にある建物を改装して診療したいと話しています。