倉敷本染手織研究所の卒業生でつくる倉敷本染手織会の作品展が倉敷民藝館で開かれています。
会場には県内外で活動する倉敷本染手織会のメンバー40人の作品、およそ1,000点が並んでいます。
藍やベンガラなどで手染めした木綿、羊毛などの材料を使い、糸紡ぎから織りの工程まで全て手作業でつくられています。
マフラーやショール、椅子敷などの作品は素朴な温かみがあり、永年愛用できるデザインが特長です。
倉敷本染手織研究所は倉敷民藝館の故外村吉之介初代館長によって1953年に設立されました。
日常生活の実用品を製作する製作者の育成を目的としていて、卒業生は400人近くを数えます。
展示されている作品は販売も行われており、訪れた人は気に入った作品を買い求めていました。
倉敷本染手織作品展は今月25日まで倉敷市中央の倉敷民藝館で開かれています。