倉敷、倉敷北、玉島、船穂の4つの共同調理場を集約した倉敷中央学校給食共同調理場が完成し、今年4月から給食の提供を始めます。
稼働を前に施設見学会が開かれました。
オープニングセレモニーでは伊東 香織 倉敷市長など関係者がテープカットをして施設の完成を祝いました。
給食調理場は建設から40年以上が経過したことから倉敷市鶴の浦に新しく建てたものです。倉敷市内の14の中学校と6つの小学校およそ1万2000食を作ることができ、床が乾いた状態で調理を行う「ドライシステム」を導入しています。また、市内ではじめてアレルギーの原因物質の混入を防ぐための専用調理室や食器やトレーを全自動で洗浄する機械も取り入れました。
見学会では、食器などを消毒し保管する施設や1台でおよそ1000人分の煮物や汁物が料理できる調理室を見学しました。
参加者は、写真を撮影するなどして最新設備の給食調理場の様子を確認していました。会場には学校給食の内容や栄養士の仕事などを知ってもらおうと体験や展示のコーナーが設けられました。
訪れた人たちは遊びながら学校給食について理解を深めていました。