倉敷市児島の柳田八幡宮に咲く満開の「三春滝桜」のもと、鑑賞イベントが開かれました。
柳田八幡宮の三春滝桜は、国の天然記念物に指定されている福島県三春町のベニシダレザクラ(紅枝垂れ桜)の苗木を育てたもので、35年前の昭和60年に、地元の住民が境内に植えました。
4年前に、住民有志が保存会を立ち上げ、たくさんの人に親しんでもらおうと今年初めてイベントを開きました。
箏と尺八の演奏が披露され、「さくらさくら」のメロディーを含む舞曲など、春らしい耳馴染みのある曲を演奏していました。
この日は生憎の雨模様でしたが、観客は満開の桜とともに日本の伝統音楽を味わっていました。
保存会では、今後も見物客に楽しんでもらえるイベントを行うことにしています。