ふなおワイナリーの赤ワイン醸造棟が完成し、施設見学が行われました。
ふなおワイナリーの赤ワイン醸造棟は去年9月から建設が進められ、今年3月に完成しました。
完成を記念して行われた施設見学では、ワイン造りの工程や醸造室に並んだ器具やタンクについて説明されました。
この醸造棟では、今年9月から赤ワインの醸造を始めます。
現在、ふなおワイナリーでは、岡山理科大学と共同でマスカットオブアレキサンドリアと高梁川流域でしか採れないシラガブドウを交配させた赤ワイン用の新品種のブドウをつくっています。
新品種が完成するまでは原材料となるブドウを購入してワイン造りを進めます。
ふなおワイナリーには現在、年間1万5千人の観光客が訪れていて、観光客増加と農業振興を進めていくために、今回、醸造棟の中に試飲・交流室を設けました。
室内は、醸造用の器具類が見えるようガラス張りになっていて、醸造時期には仕込みの様子を見ることができます。
今後は、赤ワインの原材料となる新品種のブドウの開発・量産を進めていくとともに試飲・交流室を活用して地域イベントなどを実施していく予定です。